光 (明かり)と風をコントロールする

日当たりの良い住まいと、昼間でも照明を付けないと生活が出来ない住まい。
住まいは立地条件による自然環境にプラスして、人工の環境の影響もまともに受けています。
北半球に位置する日本では南側にはたくさんの光があたり、北側にはあまり光はあたりません。
その為、同じ太陽の光ですが、夏は「熱い」、冬は「暖かい」と言う言葉で表現されるように
夏は日差しを嫌い、冬は日差しを好む習慣があります。
同じ太陽の光でも夏は「灼熱」や「炎天下」など、冬は「陽だまり」や「木漏れ日」など季節によって色々な形容詞で表現されています。
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一般の住宅にクーラーが普及し始めたのは昭和40年代になってからです。
それまではウチワと扇風機が涼をとる手段でした。
そのため昔の家は、夏をいかに快適に過ごせるかを考えて造られています。
昔の家といっても昭和になってからのサラリーマンの住まいではなく、農家の住まいを思い浮かべてください。
夏用に考えられた部分が多く見られます。
かやぶきの屋根は断熱性に優れ、床の高さを高くして床下の風通しを良くする工夫がされています。
又、南側に大きな窓を設けるのは当たり前ですが、北側にも南側ほどではなくても、現代の住宅と比較すると大きな窓が付けられています。
そして軒を大きく張り出すことにより、少しの雨が降っても窓を開けておける利点があります。
これも夏の暑さを避ける為の工夫と言えるでしょう。

軒先の関しては夏と冬で太陽の角度が異なっている為、
冬は室内に多く光が届いて、夏には室内にあまり光が差し込まない工夫も可能になると思います。
冬至と夏至を比較して最も太陽が高くなる時間で、冬至の時に30.89度なのに対して夏至になると77.75度まで高くなり、約47度の差があります。
これは最大のときの差で、この角度差を考慮して窓や軒先の出の大きさを考えると良いと思います。
しかし、現在の住まいでも簡単な対策からおおがかりな対策まで色々と工夫が出来ると思います。
簡単な対策として、西側に大きな窓がある場合には窓の外側にすだれを下げて日差しをさえぎるなど。
出来れば最近話題になっている遮熱効果の大きい「緑のカーテン」などをすれば、さらに涼しくなると思います。

暗い部屋を明るくするのは、新たに窓を設けるのが一番だと思います。
天窓が付けられれば最高です。
明かりを取り入れるにはどの部分にどのような窓をつけるかしっかりと検討してみてはいかがでしょうか。
又、風通しは周囲の環境も考慮して、必要であれば換気扇などの機械的な風通しも考慮してはいかがでしょうか。ちょっと工夫をすれば不満が解消が出来るかもしれません。




 家守り 後藤

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