花嫁のれん
先日、旧安田邦雄邸での展示会をお客様から紹介をいただいて興味があったため見に行ってきました。
安田邦雄邸とは『後楽園』の創立者の藤田好三郎さんが建築し、関東大震災後に安田財閥の方に買い取られ、平成7年まで住み続けられていたものを後世に受け継がれ欲しいと言う希望によって、平成8年に(財)日本ナショナルトラストに寄贈され大切に保存されている建物だそうです。
こちらの建物を使っていろいろな展示会が行われているそうで、今回は能登・七尾の伝統となっている『花嫁のれん展』へ行ってきました。
最終日と言うこともあってか、とてもたくさんの人が来られていて入場制限していました。
玄関を入ってすぐの廊下にこちらののれんが飾られていました。
とてもきれいな色合いで来られた人の目を惹いていました。
応接間には、ガスの暖炉があり、とても豪華な造りになっていました。
応接間の横では特設のお茶コーナーが設けられていて、お庭を眺めながら抹茶をいただけるようになっていました。
建物の中にいると、都会の中とは思えないぐらいの雰囲気です。
こちらののれんはシンプルだけど、とても愛情のこもったものなのです。
パッチワークになっている柄は実は、こちらののれんをくぐられたお嫁さんが七五三の時に着られたいた着物を使って作られたものなのです。
子供の頃に使った着物を大切に取っておいて、お嫁さんの時の花嫁道具の一つののれんに使われるなんて、とってもいい愛情のこもった話だなと思いました。
それだけの思いのこもった一品だけあって、見に来られたたくさんの方々の目を惹いていました。
和室から縁側お庭と続く景色がとてもいい雰囲気で、ここでゆったりとすごしていた人たちがうらやましく感じられる環境でした。
ちょっと出ていきたくなりそうですが、お庭には出れません。
和室からお茶コーナーになっているところを見た雰囲気です。
『花嫁のれん』は、幕末から明治時代初期のころから続いている、加賀藩(能登・加賀・越中)に伝わる風習だそうです。
花嫁が嫁入りの時に『花嫁のれん』を持参し、花婿の家の仏間の入口にかけられるそうです。
玄関で『合わせ水』の儀式を終えてから両家の挨拶を交わした後、花嫁のれんをくぐって先祖の仏前に座ってお参りをして結婚式をするそうです。
加賀藩の人たちに伝わる独自の文化で、このきれいなのれんのほとんどは嫁入りの時に使ったのちはタンスの奥へとしまい、そのまましまわれているものだそうです。
こんなにきれいな物なのにもったいないですよね。
天井の仕上げがとてもきれいです。
『花嫁のれん』の文化を知ってもらおうと、今回は東京で開催したそうですが、地元でもこのような展示会をされているそうです。
どこの部屋から見ても美しいお庭が眺められます。
周りの環境は実はこんな感じです。
でも、2階の部屋からはこんな風に見えます。
お庭の緑がとても美しい環境を作っているんだなぁと改めて思いました。
語り部の方がたくさんいて、いろんなお話を聞かせていただきました。
語り部の方ののれんもあそこにあるのよ、なんて楽しそうに言っていました。のれんに対する思いや思い出がいっぱいあるんだと思いました。
長い廊下からはきれいな庭が眺められます。
玄関の前には大きなブナがあり。
このブナが外との環境を変えてくれています。
表札がとてもかわいかったので。
外から見るとこんな感じです。
花嫁のれんの展示は終わりましたが、建物だけでもぜひ見に行ってみてください。
花嫁のれんが見たい方は、七尾で行われているお祭りの時に七尾に行ってみてください。
城本♪
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安田邦雄邸とは『後楽園』の創立者の藤田好三郎さんが建築し、関東大震災後に安田財閥の方に買い取られ、平成7年まで住み続けられていたものを後世に受け継がれ欲しいと言う希望によって、平成8年に(財)日本ナショナルトラストに寄贈され大切に保存されている建物だそうです。
こちらの建物を使っていろいろな展示会が行われているそうで、今回は能登・七尾の伝統となっている『花嫁のれん展』へ行ってきました。
最終日と言うこともあってか、とてもたくさんの人が来られていて入場制限していました。
玄関を入ってすぐの廊下にこちらののれんが飾られていました。
とてもきれいな色合いで来られた人の目を惹いていました。
応接間には、ガスの暖炉があり、とても豪華な造りになっていました。
応接間の横では特設のお茶コーナーが設けられていて、お庭を眺めながら抹茶をいただけるようになっていました。
建物の中にいると、都会の中とは思えないぐらいの雰囲気です。
こちらののれんはシンプルだけど、とても愛情のこもったものなのです。
パッチワークになっている柄は実は、こちらののれんをくぐられたお嫁さんが七五三の時に着られたいた着物を使って作られたものなのです。
子供の頃に使った着物を大切に取っておいて、お嫁さんの時の花嫁道具の一つののれんに使われるなんて、とってもいい愛情のこもった話だなと思いました。
それだけの思いのこもった一品だけあって、見に来られたたくさんの方々の目を惹いていました。
和室から縁側お庭と続く景色がとてもいい雰囲気で、ここでゆったりとすごしていた人たちがうらやましく感じられる環境でした。
ちょっと出ていきたくなりそうですが、お庭には出れません。
和室からお茶コーナーになっているところを見た雰囲気です。
『花嫁のれん』は、幕末から明治時代初期のころから続いている、加賀藩(能登・加賀・越中)に伝わる風習だそうです。
花嫁が嫁入りの時に『花嫁のれん』を持参し、花婿の家の仏間の入口にかけられるそうです。
玄関で『合わせ水』の儀式を終えてから両家の挨拶を交わした後、花嫁のれんをくぐって先祖の仏前に座ってお参りをして結婚式をするそうです。
加賀藩の人たちに伝わる独自の文化で、このきれいなのれんのほとんどは嫁入りの時に使ったのちはタンスの奥へとしまい、そのまましまわれているものだそうです。
こんなにきれいな物なのにもったいないですよね。
天井の仕上げがとてもきれいです。
『花嫁のれん』の文化を知ってもらおうと、今回は東京で開催したそうですが、地元でもこのような展示会をされているそうです。
どこの部屋から見ても美しいお庭が眺められます。
周りの環境は実はこんな感じです。
でも、2階の部屋からはこんな風に見えます。
お庭の緑がとても美しい環境を作っているんだなぁと改めて思いました。
語り部の方がたくさんいて、いろんなお話を聞かせていただきました。
語り部の方ののれんもあそこにあるのよ、なんて楽しそうに言っていました。のれんに対する思いや思い出がいっぱいあるんだと思いました。
長い廊下からはきれいな庭が眺められます。
玄関の前には大きなブナがあり。
このブナが外との環境を変えてくれています。
表札がとてもかわいかったので。
外から見るとこんな感じです。
花嫁のれんの展示は終わりましたが、建物だけでもぜひ見に行ってみてください。
花嫁のれんが見たい方は、七尾で行われているお祭りの時に七尾に行ってみてください。
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by sanyo_f
| 2008-10-26 14:31
| OrganicLibrary